辺境近況:虫の目、魚の眼、鳥の目
ちょっと前に話題になったTPPの話を
虫の目、魚の眼、鳥の目
で考えてみる。
TPPの議論の際にすぐにでてくるのは「国益」
その国益をまもるために特に反対しているのは農業にたずさわる中高齢者の方々。
逆に賛成しているのは製造関連の方々。
自分が考える国益とは「日本に国における次の世代にどういった日本をのこしていけるのか」。
となると、
:年代
:業種
によって、いろいろ別れていた意見をブレなくするために
「国益」の定義がしっかりさせる必要があります。(国のビジョン)
そこで軸としたいのが
虫の目、魚の眼、鳥の目
TPP反対の主な方々は第一次産業でかつ高齢者の方々とした場合、
そこで関税をとっぱらってしまったら保護がなくなって、
安い海外農産物がはいってきて農業がつづかないとの意見(虫の目)、
でもこの激流の時代に必要なのは他国間の「パートナーシップ」(魚の目)
そして他の国々との「パートナーシップ」により次世代日本において
新しいクリエイティビティがでたり、チャレンジ精神が生まれる(鳥の目)
いろんな意見があることは当たり前の話。
ただ「鳥の目」からすると、日本が今後求めていかななければならないのは、
アジア太平洋自由貿易圏(FTAAP)。
そこにはTPPに加えて、
ASEAN+3,ASEAN+6,がはいっていること。
そこに成長エンジンがあり、将来の日本の利益がうみだせる要素がある。
これからの時代は、世界各地で起こったことがすぐに世界中の各地域に波及する時代。
例えばちょっと前を例にすると
:天災における製造業への影響(東北、タイ)、
:金融不安におるリスク(欧州ソブリン危機、米国財政問題)
となると日本はもっと積極的に世界の情報をキャッチするシステムが必要だし、
開放された経済のなかで競争できる体制(特に教育!)を整うこととが大事だし、
米国だけではないパートナーを構築しなければなりません。
となると「多様性」も重要なキーワードです。
{新しいチャレンジ}
「ルール」
「パートナーシップ」
「多様性」
いろんな目(虫、魚。鳥)でみることで、
「次の世代にどういった日本をのこしていけるのか」=国益 が生み出せると思ってます。